スッパイみかん。。。。。。
小田原のミカンは酸味があるので、スッパイという人がいる。(>_<)
しかし、永年この土地でこの土地のみかんを食べている私にとって
ふるさとの味のするミカンだ。(実家のミカン山の情景が浮かんでくる。)
糖度がないのか?というと そうではない!糖度は紀州ミカンに負けないくらいある。
糖度とともに酸味が強いのだ。
小田原のミカンの為に解説するならば糖度と酸味を兼ね備えた小田原ミカンは『コク』があると言えよう。この『コク』が重要なんだよね。(*^。^*)
料理でもそうだが砂糖だけではダメ、そこに塩も入るからこそ、味が引き締まる。
人間も甘いだけではいけない。
酸いも甘いも経験し、人間味という味も深〜い味わいになるのだと思う。
味付けでも調味料がけんかしている場合がある。まろやかに調和されていないといけない。
人間で言うなら苦しいことがあったりつらいことがあったりした時に
『苦しい』を苦しいままに、『つらい』をつらいままにすると・・・
どんなに酸いも甘いも経験したと言っても自分の中で情がケンカした状態でとどまってしまうのです。
苦しみ悲しみつらさを通じて、感謝や克服する勇気や人をいたわるやさしさや愛情に昇華され転化された時、自分の中で深みのある情に変わり、人としての『丸み』が出てくるのだと思う。
(小田原ミカンのようになりたい!)
ミカンを食べながら、思わず人生を語ってしまった。(^^♪